自ら作成した編みものや刺繍をかたどりシルバーやゴールドをジュエリーにしています。
糸に心を寄せながら長年続けてきたテキスタイルの仕事の延長上に生まれたジュエリーです。それは糸の儚くナイーブなかたちと金属の永遠性とのマリアージュでしか表現できないリリックでした。
シルバーやゴールドのきらめきは糸の微細なテクスチャによってささやかな瞬きに変わります。そのようなデリケートな表情を持つナイーブなジュエリーは、小さくとも日常のふとした瞬間に心を寄せられる特別な存在になれるのではないかと思うのです。