金属に色鮮やかなガラス質の釉薬を焼き付けて作られる七宝ジュエリー。
シンプルなものから装飾的なアイテムまで幅広く制作してきましたが、今回は伝統的な技法である有線七宝のジュエリーを中心に展開します。はじめに銀板の上に厚み0.1mm以下、高さ1mmほどの金属のリボン線を加工し囲まれた空間を作ります。そこに細かなガラス質の釉薬を施し、数回から多い時には10回以上の焼成を繰り返します。その後磨き上げて完成する七宝特有のツヤ、質感、さらには豊かなモチーフなども楽しんでいただければと思います。